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1. はじめに:手づくりはがきで、夏の想いを届けよう
もうすぐ夏!夏といえば、スイカや花火、海、入道雲……季節の風物詩がたくさんありますね。そんな夏の風景や気持ちを、手描きのはがきにして誰かに届けてみませんか?
私は以前、郵便局で「夏に手紙の贈り物」をテーマに、手づくり・手描きはがきの楽しみ方を提案する展示を行いました。木のはがきや野菜スタンプ、折り紙を使ったポストカードなど、子どもから大人まで自由にアートを楽しめる作品を紹介しました。

手紙は「小さな贈り物」。SNSやメールもいいけれど、心を込めて描いたはがきをポストに投函する時間も、とても豊かで特別なものです📮
2. おうちでできる!夏の絵はがきアート5選
① うちわdeポストカード
夏に大活躍のうちわ。ポストに入るサイズであれば、そのまま投函することができます。
無地うちわに絵を描いて送っても◎
(※もちろん相手先の郵便番号・住所・氏名、差出人の郵便番号・住所・氏名を記載し、定形外料金分の切手を貼ることをお忘れなく!郵便局の窓口から出すと安心ですね😊)
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② 木のはがき
珍しい「木のはがき」。ネットショップなどで気軽に購入できます。受け取った方にも喜ばれますよ♪水彩絵の具やポスカで絵やメッセージを描いても良いし、墨や焼きペンで風情ある絵を楽しむのもおすすめです。厚みがあるものや重さで料金が変わるので、送る前には郵送料金をチェックしてくださいね。
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③ 野菜スタンプや手作りスタンプ
おうちにあるものを絵の具やスタンプ台でぺたぺた。とてもかわいらしい模様になります。展示では、ワインなどのコルク栓やペットボトルの蓋をスタンプ代わりにしました✨お子さんと一緒に楽しめるクラフトとしてもぴったり。消しゴムはんこを自作して使えば、さらに個性あふれる一枚に💕
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④ 折り紙アート
カラフルな折り紙でアロハシャツや浴衣の形を折り、それをポストカードに貼ると、一気に夏らしさがアップ!便箋として手紙を書いてもいいですね。折り紙カード(便箋)は、封筒に入れて送りましょう。トレーシングペーパーなどの透ける紙で作った封筒に入れて送ると涼しげな印象に♪受け取った方の印象にも残ります🤗
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⑤ 水彩×手書き文字の組み合わせ
水彩で描いた背景に、筆ペンやマーカーでメッセージを添えてみましょう。水をたっぷり含ませて滲みを利用した模様。また、多めの水で溶いた水彩絵の具を塗り、乾かないうちにくしゃくしゃにしたラップを押し当てると、水のようなガラスのような素敵な模様ができます🎨もちろん青い海、流れる雲、夏祭りの風景……自分の好きなモチーフを描いてもOK!世界に一枚のアートはがきの完成です。
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3. アートはがきをもっと楽しむコツ
スマホで手軽に連絡が取れる時代でも、手書きの文字には「ぬくもり」や「その人らしさ」がにじみ出ます。
とくに夏は、ちょっとしたお礼やごあいさつ、離れて暮らす家族や友人に、「元気?」と声をかけるきっかけにぴったり。
以前の展示では、「子どもが描いたはがきを祖母に送ったら、すごく喜んでもらえた」という声をいただきました。
大げさな言葉はいらなくても、絵と短いメッセージで十分伝わるものがあります。
■ 素材は“おうちにあるもの”でOK!
特別な画材を買わなくても、画用紙・折り紙・野菜・段ボール・コピー用紙など、身近な素材で十分楽しめます。スタンプ台の代わりに、アクリル絵の具やコーヒー(!?)を使ったり、ちょっとした遊び心が作品を面白くしてくれます😊
■ 「きれいに描こう」と思わなくて大丈夫
「絵はがき」と聞くと、つい“上手に描かないと…”と構えてしまうかもしれませんが、感じたままを描けばそれでOK! 特に夏のはがきは、元気で自由な雰囲気がぴったりです。失敗も味のうち。お子さんの絵もそのまま使うと、とても味わい深いですよ🎨
■ 消印を“デザインの一部”として楽しむ
郵便で送ると、はがきには消印が押されます。この「消印」もまた、作品の一部。日付が入ることで、「この夏、こんな気持ちで過ごしていた」という“時の記録”にもなります。年を重ねて見返すのも、楽しいものですよ。
4. この夏、あなたも“ポストアーティスト”に
今年の夏は、あなた自身の「手」で、誰かのポストに小さな喜びを届けてみませんか?
絵が得意でも苦手でも関係なし!大切なのは、描いている時間そのものを楽しむことです。そして、その気持ちが、はがきを受け取った人にもちゃんと伝わります。
さあ、あなただけの夏の1枚をつくってみましょう!
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